腰椎分離症

10歳代 男性 (野球部)
キャッチボールやバッティング練習中に腰が痛くなり、徐々に痛みが悪化したため当院を来院。
レントゲンとMRIにより腰椎分離症と診断され、リハビリを開始。腰椎分離症とは成長期に多い疲労骨折の一部です。骨を癒合させるために、硬性コルセットを着用した。
理学療法士は腰の痛みの原因を探した。原因はもも裏とお尻の筋肉の固さが、骨盤の動きを制限しており、その結果腰への負担が大きくなったと考えた。また腹筋が弱いことで腰が大きく反ることでその負担をより大きくしていると考えた。

治療開始
1:ジャックナイフストレッチ(もも裏、お尻の筋肉のストレッチ)
2:腹筋の筋力トレーニング
3:運動制限(コルセット着用)

※病状によっては骨が、癒合しない場合もあります。

治療結果

コルセットを着用し折れた骨が治るまで、上記の運動を実施して腰痛が約1ヶ月で軽減しました。骨の癒合状態をみながら段階的に運動強度も強くしていき、約6か月後には野球部での活動に復帰しました。

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